![]() プロリルヒドロキシラーゼ阻害剤
专利摘要:
本発明は、HIFプロリルヒドロキシラーゼのアンタゴニストであり、この酵素の阻害が有益である疾患、例えば貧血の治療に有用である、式(I):で示されるある種の4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド誘導体を提供する。 公开号:JP2011507894A 申请号:JP2010539849 申请日:2008-12-19 公开日:2011-03-10 发明作者:ジアン・ジン;ディミタル・ベ・ゴチェフ;ワン・ヨンフイ 申请人:グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーGlaxoSmithKline LLC; IPC主号:C07D401-04
专利说明:
[0001] 本発明は、HIFプロリルヒドロキシラーゼの阻害剤であり、そして貧血が一例である、この酵素の阻害から利益を得る疾患を治療するのに使用するある特定の4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド誘導体に関する。] 背景技術 [0002] 貧血は、血液中の酸素レベルの低下をもたらす赤血球の減少または異常がある場合に起こる。貧血は、癌患者、特に化学療法を受けている患者において多くの場合起こる。貧血は、高齢者、腎疾患を有する患者、さらに慢性疾患と関連した様々な状態においてよく見られる。] [0003] 貧血の原因は、赤血球新生(赤血球の成熟)の阻害をもたらすエリスロポエチン(Epo)生成の減少であることが多い。Epo生成は、低酸素誘導因子(HIF)を調節するプロリルヒドロキシラーゼの阻害により増加させることができる。] [0004] エリスロポエチン(Epo)生成を増加するための1つの戦略は、HIFの転写活性を安定させ、そうすることによって増加させることである。HIF−αサブユニット(HIF−1α、HIF−2α、およびHIF−3α)は、プロリルヒドロキシラーゼによるプロリン残基の水酸化の結果として通常酸素条件下でプロテオソームにより急速に分解される(EGLN1、2、3)。プロリンの水酸化は、E3ユビキチンリガーゼの成分であるフォンヒッペルリンドウ(von HippelLindau)(VHL)タンパク質との相互作用を可能にする。これによりHIF−αのユビキチン化が起こり、引き続いて分解が起こる。低酸素条件下では、プロリルヒドロキシラーゼの阻害活性が抑制されるため、HIF−αサブユニットは安定し、Epoを含むHIF応答遺伝子が転写される。このように、プロリルヒドロキシラーゼの阻害によってHIF−αレベルの増加がもたらされ、そしてEpo生成の増加がもたらされる。] 発明が解決しようとする課題 [0005] 本発明の化合物は、これらのヒドロキシラーゼを阻害するための手段を提供し、Epo生成を増加させ、それによって貧血を治療する。虚血、卒中、および細胞保護作用もまた、これらの化合物を投与することによって治療することができる。] 課題を解決するための手段 [0006] 第1の目的において、本発明は、式(I)で示される化合物: [式中: R1は、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール、9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環または非置換または置換4〜8員のヘテロシクロアルキル環であり;各々、N、OおよびSからなる群から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し;ここに、該環の炭素原子は、C1−C6アルキル、ハロゲン、−OR6、−CN、−C(O)R6、および−C(O)OR6からなる群から選択される1個またはそれ以上の基により置換されていてもよく; Aは、結合、CR7R8またはNR6であり; R2は、アリール、C1−C10アルキル−アリール、ヘテロアリール、C1−C10アルキル−ヘテロアリール、C3−C8ヘテロサイクリル、C1−C10アルキル−C3−C8シクロアルキル−ヘテロサイクリル、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、またはC2−C10アルキル−R9であり; R3、R4およびR5は、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R6は、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R7およびR8は、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成し; R9は、ニトロ、シアノ、ハロゲン、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R8からなる群から選択され; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9の炭素またはヘテロ原子は、非置換であるか、あるいは、C1−C6アルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、−OR6、−NR7R8、シアノ、ニトロ、−C(O)R6、−C(O)OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)NR7R8、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよく、ここに、R6、R7、およびR8は、上記と同意義である] で示される化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物。] [0007] 本発明の第2の態様において、例えば貧血(amenia)の治療に用いるための式(I)で示される化合物またはその塩もしくは溶媒和物が提供される。この治療的なアプローチの一例は、HIFプロリルヒドロキシラーゼを阻害することによってエリスロポエチン(Epo)の生成を増加させることによりもたらされる、貧血を治療するための方法によるものであり、その方法は、式(I)で示される化合物をそれを必要とする患者に、Epoの生成を増加させるのに十分な量で、単独でまたは医薬上許容される賦形剤と混ぜて投与することを含む。] [0008] 本発明の第3の態様において、式(I)で示される化合物またはその塩、溶媒和物と、医薬上許容される担体、希釈剤および賦形剤の1種以上を含む医薬組成物が提供される。] [0009] 第4の態様において、HIFプロリルヒドロキシラーゼを阻害することによって治療することができる、貧血などのHIFプロリルヒドロキシラーゼの阻害によって介在される障害の処置に用いるための薬剤の製造における式(I)で示される化合物またはその塩もしくは溶媒和物の使用が提供される。] [0010] 誤解を避けるために、特に断りのない限り、用語「置換された」とは、1つ以上の定義された基によって置換されたということを意味する。基が多数の代替基から選択され得る場合には、それらの選択基は同じであっても異なっていてもよい。] [0011] 用語「独立に」とは、考えられる多数の置換基から2つ以上の置換基が選択される場合に、それらの置換基が同じであっても異なっていてもよいことを意味する。] [0012] 「有効量」とは、例えば、研究者または臨床医によって、求められている組織、系、動物またはヒトの生物学的または医学的応答を誘発する薬物または医薬の量を意味する。さらに、用語「治療上有効な量」とは、そのような量を受けていない対応する被験体と比べて、疾患、障害、または副作用の改善された処置、治癒、予防、または改善、あるいは疾患または障害の進行速度の減少をもたらす任意の量を意味する。この用語は、その範囲内において正常な生理学的機能を高めるのに有効な量も含む。] [0013] 本明細書において用語「アルキル」とは、指定数の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖炭化水素基を指し、従って、例えば、本明細書において、用語「C1−C10アルキル」とは、それぞれ、少なくとも1個〜最大10個の炭素原子を有するアルキル基を指す。本発明において有用なかかる分枝鎖または直鎖アルキル基の例には、限定されるものではないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、およびn−デシル、ならびに最後の5つの直鎖アルカンの分岐類似体が含まれる。] [0014] 用語「アルケニル」(または「アルケニレン」)が使用される場合には、その用語は指定数の炭素原子と少なくとも1つ〜最大5つの炭素−炭素二重結合を含む直鎖または分岐炭化水素鎖を指す。例としては、エテニル(またはエテニレン)およびプロペニル(またはプロペニレン)が挙げられる。] [0015] 用語「アルキニル」(または「アルキニレン」)が使用される場合には、その用語は指定数の炭素原子と少なくとも1つ〜最大5つの炭素−炭素三重結合を含む直鎖または分岐炭化水素鎖を指す。例としては、エチニル(またはエチニレン)およびプロピニル(またはプロピニレン)が挙げられる。] [0016] 「シクロアルキル」が使用される場合には、その用語は指定数の炭素原子を含む非芳香族飽和環状炭化水素環を指す。従って、例えば、用語「C3−C8シクロアルキル」とは、3〜8個の炭素原子を有する非芳香族環状炭化水素環を指す。本発明において有用な例示的な「C3−C8シクロアルキル」基としては、限定されるものではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルが挙げられる。] [0017] 用語「C5−C8シクロアルケニル」とは、指定数の炭素原子と最大3つの炭素−炭素二重結合を有する非芳香族単環式炭素環式環(carboxycyclic ring)を指す。「シクロアルケニル」としては、一例としてシクロペンテニルおよびシクロヘキセニルが挙げられる。] [0018] 「C3−C8ヘテロシクロアルキル」が使用される場合には、その用語は、飽和した指定数の環原子を含有するかあるいは1以上の不飽和度を有し、かつO、Sおよび/またはNから選択される1つ以上のヘテロ原子置換体を含有する非芳香族複素環式環を意味する。かかる環は、1以上の他の「複素環式」環またはシクロアルキル環と所望により縮合されていてもよい。「複素環式」部分の例としては、限定されるものではないが、アジリジン、チイラン、オキシラン、アゼチジン、オキセタン、チエタン、テトラヒドロフラン、ピラン、1,4−ジオキサン、1,4−ジチアン、1,3−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、ピペリジン、ピペラジン、2,4−ピペラジンジオン、ピロリジン、2−イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、ピラゾリン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロチオピラン、テトラヒドロチオフェンなどが挙げられる。] [0019] 「アリール」とは、6個〜14個の炭素原子を有し、ヒュッケル則に従う少なくとも1つの芳香環を有する、所望により置換されている単環式および多炭素環式(polycarbocyclic)未縮合または縮合基を指す。アリール基の例は、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラセニル、フェナントレニルなどである。] [0020] 「ヘテロアリール」とは、少なくとも1つの環がヒュッケル則に従い、指定数の環原子を有し、該環がN、O、および/またはSから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有する、所望により置換されている芳香族単環式環または多炭素環式縮合環系を意味する。「ヘテロアリール」基の例としては、フラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、オキソ−ピリジル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピラジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、シノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、1,5−ナフチリジニル、1,6−ナフチリジニル、1,7−ナフチリジニル、1,8−ナフチリジニル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリル、インドリジニル、インドリル、イソインドリルおよびインダゾリルが挙げられる。] [0021] アリールまたはヘテロアリール上の置換基は、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されうる。] [0022] 用語「所望により」とは、続いて記載される事象が起こっても起こらなくてもよいということを意味し、起こる場合も起こらない場合も含む。] [0023] 用語「溶媒和物」とは、溶質と溶媒により形成される様々な化学量論の複合体を指す。本発明のためのかかる溶媒は、溶質の生物活性に干渉しないものとする。好適な溶媒の例としては、限定されるものではないが、水、メタノール、エタノールおよび酢酸が挙げられる。好ましくは、使用される溶媒は医薬上許容される溶媒である。好適な医薬上許容される溶媒の例としては、限定されるものではないが、水、エタノールおよび酢酸が挙げられる。最も好ましくは、使用される溶媒は水である。] [0024] 本明細書において、用語「医薬上許容される塩」とは、対象化合物の所望の生物活性を保有し、最小限の望ましくない毒性効果を示す塩を指す。これらの医薬上許容される塩は、対象化合物の最終的な単離および精製中に、または精製された化合物をその遊離酸もしくは遊離塩基形態で、それぞれ好適な塩基もしくは酸と独立して反応させることによりinsituで製造され得る。] [0025] ある特定の実施形態では、式Iの化合物は、酸性官能基、すなわち、塩を形成するのに十分なほど酸性であるものを含有してよい。代表的な塩としては、医薬上許容される金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、および亜鉛塩など);医薬上許容される金属カチオン(ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、および亜鉛など)の炭素塩および重炭素塩;脂肪族アミン、芳香族アミン、脂肪族ジアミン、およびヒドロキシアルキルアミンを含む医薬上許容される有機第1級、第2級、および第3級アミン(メチルアミン、エチルアミン、2−ヒドロキシエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、およびシクロヘキシルアミンなど)が挙げられる。] [0026] ある特定の実施形態では、式(I)で示される化合物は、塩基性官能基を含有してよく、そのため、好適な酸を用いた処理により医薬上許容される酸付加塩を形成することができる。好適な酸としては、医薬上許容される無機酸および医薬上許容される有機酸が挙げられる。代表的な医薬上許容される酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩、メチル硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、スルファミン酸塩、リン酸塩、酢酸塩、ヒドロキシ酢酸塩、フェニル酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ酪酸塩、吉草酸塩、マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、アクリル酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、サリチル酸塩、p−アミノサリチル酸塩(p−aminosalicyclate)、グリコール酸塩、乳酸塩、ヘプタン酸塩、フタル酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、安息香酸塩、o−アセトキシ安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、マンデル酸塩、タンニン酸塩、ギ酸塩、ステアリン酸塩、アスコルビン酸塩、パルミチン酸塩、オレイン酸塩、ピルビン酸塩、パモ酸塩、マロン酸塩、ラウリン酸塩、グルタル酸塩、グルタミン酸塩、エストール酸塩、メタンスルホン酸塩(メシル酸塩)、エタンスルホン酸塩(エシル酸塩)、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩(ベシル酸塩)、p−アミノベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩(トシル酸塩)、およびナフタレン−2−スルホン酸塩(napthalene−2−sulfonate)が挙げられる。] [0027] 特に興味ある化合物は: R1が、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール、9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環または非置換または置換4〜8員のヘテロシクロアルキル環であり;各々、N、OおよびSからなる群から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し;ここに、該環の炭素原子は、C1−C6アルキル、ハロゲン、−OR6、−CN、−C(O)R6、および−C(O)OR6からなる群から選択される1個またはそれ以上の基により置換されていてもよく; Aが、結合、CH2またはNHであり; R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリール、ヘテロアリール、C1−C10アルキル−ヘテロアリール、C1−C10アルキルヘテロサイクリル、C1−C10アルキル−ヘテロサイクリル、ヒドロカルビル、(C2−C10)アルキル−R9であり; R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成し; R9が、ニトロ、シアノ、ハロゲン、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R8からなる群から選択され; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9の炭素またはヘテロ原子が、非置換であるか、あるいは、可能な場合、C1−C6アルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、−OR6、−NR7R8、シアノ、ニトロ、−C(O)R6、−C(O)OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)NR7R8、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよく、ここに、R6、R7、およびR8は、上記と同意義である、 化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物である。] [0028] さらに興味ある化合物は: R1が、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール、9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環であり;各々、N、OおよびSからなる群から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し;ここに、該環の炭素原子は、C1−C6アルキル、ハロゲン、−OR6、−CN、−C(O)R6、および−C(O)OR6からなる群から選択される1個またはそれ以上の基により置換されていてもよく; Aが、結合、またはCH2であり; R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリール、ヘテロアリール、C1−C10アルキル−ヘテロアリール、C5−C8シクロアルキル−ヘテロサイクリル、(C2−C10)アルキル−R9であり; R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成し; R9が、ニトロ、シアノ、ハロゲン、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R8からなる群から選択され; R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9の炭素またはヘテロ原子が、非置換であるか、あるいは、可能な場合、C1−C6アルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、−OR6、−NR7R8、シアノ、ニトロ、−C(O)R6、−C(O)OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)NR7R8、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基により置換されており、ここに、R6、R7、およびR8は、上記と同意義である、 化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物である。] [0029] さらに興味ある化合物は: R1が、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール、9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環であり;各々、N、OおよびSからなる群から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し;ここに、該環の炭素原子は、C1−C6アルキル、ハロゲン、−OR6、−CN、−C(O)R6、および−C(O)OR6からなる群から選択される1個またはそれ以上の基により置換されていてもよく; Aが、結合、またはCH2であり; R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリールであり; R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され; R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成する、 化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物である。] [0030] 本明細書の特定の化合物を以下の実施例に例示する。] [0031] 式(I)で示される化合物の製造方法はまた、本発明の範囲内に含まれる(調製に関する節に説明する方法を参照)。式(I)で示される化合物は、結晶または非結晶形態として調製することができ、結晶である場合、溶媒和物、例えば水和物であってもよい。この発明は、化学量論的溶媒和物(例えば、水和物)、ならびに、種々の量の溶媒(例えば、水)を含有する化合物を範囲内に含む。] [0032] 本明細書に記載される化合物のいくつかは、1個以上のキラル原子を含有していてよく、あるいは2つの鏡像異性体として存在することができる。以下に主張される化合物には、鏡像異性体の混合物だけでなく精製鏡像異性体または鏡像異性体富化混合物も含まれる。また、式(I)によって表され、または以下に主張される化合物の個々の異性体、ならびにその任意の完全または部分的平衡混合物も本発明の範囲内に含まれる。本発明はまた、1つ以上のキラル中心が反転した異性体との混合物として主張される化合物の個々の異性体も包含する。また、主張される化合物の任意の互変異性体および互変異性体の混合物も、本明細書において上記に開示されるかまたは本明細書において以下に主張されるように、式(I)で示される化合物の範囲内に含まれることも理解される。] [0033] 異なる異性体が存在する場合、従来の方法によりそれらを互いに分離または分割してよく、あるいは従来の合成方法によるかまたは立体特異的もしくは不斉合成により任意の特定の異性体を得てよい。] [0034] 治療法に用いるために、式(I)で示される化合物、ならびに塩、溶媒和物などを純調製物として、すなわち、追加担体なしで投与することも可能であるが、担体または希釈剤とともに製造された有効成分を与えることがより通常の実施である。従って、本発明はさらに、式(I)で示される化合物および塩、溶媒和物などと、1種以上の医薬上許容される担体、希釈剤、または賦形剤とを含む医薬組成物を提供する。式(I)で示される化合物および塩、溶媒和物などは上記のとおりである。担体、希釈剤または賦形剤は、製剤の他の成分と混合可能であり、かつその受容者に有害でないという意味で許容されるものでなければならない。本発明の別の態様によれば、式(I)で示される化合物、または塩、溶媒和物などを、1種以上の医薬上許容される担体、希釈剤または賦形剤と混合することを含む医薬製剤の製造方法も提供される。] [0035] 最終的な脱保護段階の前に作製し得る式(I)で示される化合物のある特定の保護誘導体は、それ自体は薬理学的活性を有していなくてもよく、ある特定の場合において、経口的にまたは非経口的に投与され、その後、体内で代謝されて、薬理学的に活性な本発明の化合物を生成するものであってよいことは当業者には理解されるであろう。よって、かかる誘導体は「プロドラッグ」としても記載し得る。さらに、本発明のある特定の化合物は、本発明の他の化合物のプロドラッグとしても作用し得る。本発明の化合物の全ての保護誘導体およびプロドラッグは、本発明の範囲内に含まれる。本発明の化合物に好適なプロドラッグの例は、Drugs of Today,Volume 19,Number 9,1983,pp499−538およびTopics in Chemistry,Chapter 31,pp306−316およびH.Bundgaard,Elsevierによる“Design of Prodrugs”1985,Chapter 1(出典明示により本明細書の一部とする)に記載されている。例えばH.Bundgaardにより“Design of Prodrugs”(出典明示により本明細書の一部とする)において記載されているように、「プロ部分(pro−moieties)」として当業者に公知のある特定の部分を、本発明の化合物内に適当な官能基が存在する場合には、かかる官能基上に配置してよいことは当業者にはさらに理解されるであろう。本発明の化合物に好ましいプロドラッグには、エステル、炭素エステル、ヘミエステル、リン酸エステル、ニトロエステル、硫酸エステル、スルホキシド、アミド、カルバメート、アゾ化合物、ホスファミド、グリコシド、エーテル、アセタールおよびケタール:が含まれる。] [0036] 医薬組成物は、単位用量当たり所定量の有効成分を含有する単位用量形で与えてよい。かかる単位は、治療する状態、投与経路ならびに患者の年齢、体重および状態に応じて、例えば、0.5mg〜1g、好ましくは1mg〜700mg、より好ましくは5mg〜100mgの式(I)で示される化合物を含有してよく、または医薬組成物は、単位用量当たり所定量の有効成分を含有する単位用量形で与えてよい。好ましい単位用量組成物は、本明細書において上記に列挙される1日用量もしくは低水準用量、またはその適当な部分用量の有効成分を含有するものである。さらに、かかる医薬組成物は、製薬学分野で周知の方法のいすれかにより製造し得る。] [0037] 医薬組成物は、任意の適当な経路による、例えば経口(口内もしくは舌下を含む)経路、直腸経路、鼻腔経路、局所(口内、舌下もしくは経皮を含む)経路、膣経路または非経口(皮下、筋肉内、静脈内もしくは皮内を含む)経路による投与に適合させ得る。かかる組成物は、製薬学分野で公知の任意の方法により、例えば式(I)で示される化合物を担体または賦形剤と結び付けることにより製造し得る。] [0038] 経口投与に適した医薬組成物は、カプセル剤もしくは錠剤;散剤もしくは顆粒剤;水性もしくは非水性液体中の液剤もしくは懸濁剤;可食性フォーム剤もしくはホイップ剤;または水中油型液体エマルジョンもしくは油中水型液体エマルジョンのような個別単位として与えてよい。] [0039] カプセル剤は、上記のように粉末混合物を製造し、成形ゼラチンシースに充填することより作製される。充填操作の前に、流動促進剤および滑沢剤(コロイドシリカ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウムまたは固体ポリエチレングリコールなど)を粉末混合物に添加することができる。カプセルが摂取されたときの薬剤のアベイラビリティーを改善するために、崩壊剤または可溶化剤(寒天、炭酸カルシウムまたは炭酸ナトリウムなど)も添加することができる。] [0040] さらに、所望によりまたは必要に応じて、好適な結合剤、滑沢剤、崩壊剤および着色剤を混合物に組み込むこともできる。好適な結合剤としては、デンプン、ゼラチン、天然糖(グルコースまたはβ−ラクトースなど)、トウモロコシ甘味料、天然および合成ガム(アラビアガム、トラガカントガムまたはアルギン酸ナトリウムなど)、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ワックスなどが挙げられる。これらの投与形に使用される滑沢剤としては、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどが挙げられる。崩壊剤としては、限定されるものではないが、デンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガムなどが挙げられる。錠剤は、例えば、粉末混合物を製造し、顆粒化またはスラッギングし、滑沢剤および崩壊剤を添加し、錠剤にプレスすることによって製剤される。粉末混合物は、適当に粉砕された化合物を、上記の希釈剤または基剤と、さらに所望により結合剤(カルボキシメチルセルロース、アリギネート(aliginate)、ゼラチン、またはポリビニルピロリドンなど)、溶解遅延剤(パラフィンなど)、吸収促進剤(第四級塩など)および/または吸収剤(ベントナイト、カオリンまたはリン酸二カルシウムなど)と混合することにより製造される。粉末混合物は、ステアリン酸、ステアリン酸塩、タルクまたは鉱油を添加することによって錠剤成形ダイにより顆粒化することができる。次に、滑沢化した混合物を錠剤に圧縮する。本発明の化合物を自由流動性不活性担体と組み合わせ、顆粒化工程またはスラッギング工程を受けることなく錠剤に直接圧縮することができる。セラックのシーリングコート、糖またはポリマー材料のコーティングおよびワックスの光沢コーティングからなる透明または不透明保護コーティングを提供することができる。異なる単位用量を区別するために、これらのコーティングに色素を加えることができる。] [0041] 液剤、シロップ剤およびエリキシル剤のような経口流体は、一定量が所定量の式(I)で示される化合物を含有するように投与量単位形態で製造することができる。シロップ剤は、適当に香味付けした水溶液に化合物を溶解させることにより製造することができ、一方、エリキシル剤は、非毒性アルコール性媒体を使用することにより製造される。懸濁剤は、非毒性媒体中に化合物を分散させることにより製剤することができる。可溶化剤および乳化剤(エトキシル化イソステアリルアルコールおよびポリオキシエチレンソルビトールエーテルなど)、防腐剤、香味添加剤(ペパーミント油など)、あるいは天然甘味剤またはサッカリンもしくは他の人工甘味剤などを添加することもできる。] [0042] 必要に応じて、経口投与のため投与量単位の医薬組成物をマイクロカプセル化することができる。放出を遅延または持続させるために、例えば微粒子材料をポリマー、ワックスなどでコーティングまたは包理することにより、製剤を製造することもできる。] [0043] 直腸投与に適した医薬組成物は、坐剤または浣腸剤として与えてよい。] [0044] 膣投与に適した医薬組成物は、膣坐剤、タンポン、クリーム剤、ゲル剤、ペースト剤、フォーム剤またはスプレー製剤として与えてよい。] [0045] 非経口投与に適した医薬製剤には、酸化防止剤、緩衝剤、静菌剤、および組成物を対象とする受容者の血液と等張にする溶質を含有し得る水性および非水性滅菌注射溶液;ならびに沈殿防止剤および増粘剤を含み得る水性および非水性滅菌懸濁液が含まれる。医薬組成物は、単回投与用または複数回投与用容器、例えば密閉アンプルおよびバイアルに入れて与えてよく、使用直前に滅菌液体担体、例えば注射水の添加だけを必要とする、フリーズドライ(凍結乾燥した)状態で保存してよい。即時注射溶液および懸濁液は、滅菌散剤、顆粒剤および錠剤から製造され得る。] [0046] 医薬組成物には、上記で特記した成分の他に、該当する製剤のタイプを考慮して当技術分野で慣用される他の薬剤を含めてよく、例えば経口投与に好適な製剤には香味剤を含めてよいことは理解されるべきである。] [0047] 本発明の化合物の治療上有効な量は、例えば、対象とする受容者の年齢および体重、治療を必要とする正確な状態およびその重篤度、製剤の性質、ならびに投与経路を含む多数の因子に依存し、最終的には、薬物治療の担当医の自由裁量により行われるであろう。しかしながら、貧血を治療するための式(I)で示される化合物の有効量は、一般的には、1日当たり受容者の体重1kg当たり0.1〜100mgの範囲内、より一般的には1日当たり体重1kg当たり1〜10mgの範囲内であろう。従って、70kgの成体哺乳動物では、1日当たりの実際の量は、通常、70〜700mgであろう。この量は、1日1回用量でまたはより一般的には合計1日用量が同じになるように1日何回か(例えば2回、3回、4回、5回または6回)の低水準用量で与えてよい。塩もしくは溶媒和物などの有効量は、式(I)で示される化合物自体の有効量に対する比率として決定してよい。上記に言及した他の状態の治療についても同様の量が適切であろうと予想される。] [0048] 化学的背景: 本発明の化合物は、標準的な化学を含む様々な方法により作製してよい。先に定義した変数はいずれも、特に断りのない限り、引き続き先に定義した意味を有する。例示的な一般的合成方法は以下のとおりであり、製造される本発明の特定の化合物を実施例に示す。] [0049] 一般式(I)および(II)で示される化合物は、以下の合成スキームにより部分的に記載されているように、有機合成の分野で公知の方法により製造してよい。以下に記載のスキーム全体において、必要に応じて化学の一般的原理に従って、感受性基または反応性基に対して保護基が使用されることは十分に理解される。保護基は、有機合成の標準的な方法に従って操作される(T.W.Green and P.G.M.Wuts(1991)Protecting Groups in Organic Synthesis,John Wiley&Sons)。これらの基は、化合物の合成の便宜な段階で、当業者には容易に理解できる方法を用いて除去される。方法の選択ならびにそれらを実施する際の反応条件および順番は、式(I)および(II)で示される化合物の製造に矛盾しないものとする。当業者ならば、式(I)および(II)で示される化合物に立体中心が存在するどうかは分かるであろう。従って、本発明には、考えられる両方の立体異性体が含まれ、ラセミ化合物だけでなく個々の鏡像異性体も含まれる。化合物が単一の鏡像異性体であることが望まれる場合、立体特異的合成によりまたは最終生成物もしくは任意の便宜な中間体を分割することによりそれを得てよい。最終生成物、中間体、または出発材料の分割は、当技術分野で公知の任意の好適な方法によって行ってよい。例えば、E.L.Eliel,S.H.Wilen,and L.N.ManderによるStereochemistry of Organic Compounds(Wiley−Interscience,1994)参照。] [0050] 本明細書に記載される化合物は、市販の出発材料から作製してよくまたは公知の有機プロセス、無機プロセスおよび/もしくは酵素プロセスを用いて合成してよい。] [0051] 以下の略語を以下の頁において用いる:] [0052] 製造方法の説明 スキーム 本発明は、化合物の合成に関するスキーム1、2および3の方法を含む:] [0053] ジメチル2−アミノ−1,4−ベンゼンジカルボキシレートまたは適当な置換ジメチル 2−アミノ−1,4−ベンゼンジカルボキシレート1を、チオホスゲンと、飽和NaHCO3およびCHCl3中、室温で反応させて、イソチオシアネート2を得る。種々のアミンまたはアニリン、例えば適当な置換アミノピリジン、アミノピリミジンおよびアミノチアゾールを、適当な溶媒、例えばDMFまたはDMSO中、加熱してまたは室温でイソチオシアネート2に加えて、アミンまたはアニリンの反応に応じて、環化4−オキソ−2−チオキソキナゾリンカルボキシレートまたは未環化チオウレアまたはそれらの混合物を得る。適当な塩基、例えばNaOHを加え、4−オキソ−2−チオキソキナゾリンカルボキシレートを加水分解して、対応する酸3を得る。存在する場合、未環化チオウレアは、容易に環化することができ、同じ塩基の存在下で同条件で加水分解して、酸3を得る。ある特定に場合において、アミンまたはアニリンの求核性に応じて、NaHをチオウレアの環化を促進するために用い、DIEAを環化を促進するために用いる。酸3と種々のアミンまたはアニリン、例えば適当な置換ベンジルアミンを、カップリング剤、例えばHATU、EDCまたはPS−DCCおよび塩基、例えばDIEAおよびDMAPの存在下、適当な溶媒、例えばDMFまたはDCM/DMF中、室温でアミド化して、所望の式(I)で示される化合物を得る。] [0054] ] [0055] 3−アミノ−4−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸または適当な置換3−アミノ−4−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸5を、アミン4、例えば適当な置換ベンジルアミンと、カップリング試薬、例えばHATU、および塩基、例えばDIEAの存在下、適当な溶媒、例えばDMF中室温で反応させて、アミド6を得る。アミド6をチオホスゲンと、飽和NaHCO3およびCHCl3中室温で反応させて、イソチオシアネート7を得る。イソチオシアネート7を、種々のアミンまたはアニリン、例えば置換アミノピリジン、アミノピリジンおよびアミノチアゾールと、適当な溶媒、例えばDMF、DMSOまたはTHF中、加熱してまたは室温で反応させて、所望の式(I)で示される化合物を得る。ある場合において、用いるアミンが十分に反応性でない場合、適当な塩基が環化を促進し、または迅速にするために必要である。本願で用いられる塩基は、限定するものではないが、NaH、NaOH、およびDIEAが挙げられる。] [0056] ] [0057] 種々のアミンまたはアニリン4、例えば適当な置換ベンジルアミンを、還元剤としてNa(OAc)3BHを用いる、NMP中HOAcの存在下で還元アミノ化反応により、DMHB樹脂に充填する。DMHB樹脂−結合アミンまたはアニリン8を、3−アミノ−4−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸または適当な置換3−アミノ−4−[(メチルオキシ)カルボニル]安息香酸5と、カップリング試薬、例えばHATU、および塩基、例えばDIEAの存在下、適当な溶媒、例えば室温中DMFで反応させて、樹脂−結合アミド9を得る、アミド9を、チオホスゲンと、飽和NaHCO3およびCHCl3と室温で反応させて、樹脂−結合イソチオシアネート10を得る。イソチオシアネート10を、種々のアミンまたはアニリン、例えば適当な置換アミノピリジン、アミノピリミジンおよびアミノチアゾールと、適当溶媒、例えばDMF、DMSO、THF中、加熱によりまたは室温で反応させて、樹脂−結合生成物11を得、DCE中TFAを用いて樹脂から開裂させて、所望の式(II)で示される化合物を得る。ある場合において、用いるアミンが十分に反応性でない場合、適当な塩基が環化を促進し、または迅速にするために必要である。本願で用いられる塩基は、限定するものではないが、NaH、NaOH、およびDIEAが挙げられる。] [0058] 実施例 以下の実施例は、単に本発明を説明するものであって、本発明の範囲を限定するものではない。] [0059] 実施例1 N−(3−クロロベンジル)−3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0060] 1a)ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート 市販のジメチル 2−アミノ−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(41.84g、0.20mol、1当量)の飽和炭酸水素ナトリウム(500mL)およびクロロホルム(500mL)中撹拌溶液に、チオホスゲン(20.5mL、0.24mol、1.2当量)をゆっくりと加え、混合物を室温にて2.5時間撹拌した。相を分離し、水相をDCM(3x)で抽出した。合した有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、ジメチル 2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレートを固体として得(1a、50.3g、100%)、これを精製することなく次の工程に用いた。LC/MS:MS+1=252;1H−NMR(400MHz,CDCl3)δppm:8.01−8.09(m,1H),7.92−8.00(m,1H),4.00(s,3H),3.96(s,3H)] [0061] 1b)メチル3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキシレート ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.236g、4.9mmol、1当量)および市販の3,5−ジクロロ−2−アミノピリジン(0.88g、5.4mmol、1.1当量)のDMF(10mL)中混合物を、80℃で一晩加熱した。冷却した混合物を水で希釈し、週末の間静置した。得られた固体を回収し、分取HPLCクロマトグラフィー(YMC75×30mmカラム、水中0.1%TFAおよびACN中0.1%TFA)により精製して、320mgのメチル 3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキシレート(1b)を90%純度(収率17%)で得た。LC/MS:M+1=382;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.61(s,1H),8.74(d,J=2.27Hz,1H),8.58(d,J=2.27Hz,1H),8.14(d,J=8.34Hz,1H),8.06(d,J=1.26Hz,1H),7.89(dd,J=8.08,1.52Hz,1H),3.93(s,3H)] [0062] 1c)N−[3−クロロベンジル]−3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド メチル3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキシレート(1b、224mg、0.58mmol、1当量)および水酸化ナトリウム(93mg、2.32mmol、4当量)のメタノール(10mL)中混合物を、マイクロ波で、140℃に5分間加熱した。メタノールを除去し、残った混合物を水で希釈し、ついで、1N塩酸でpH6−7に調節した。生成物をDCM/メタノール(10/1)で抽出できなかったので、水相を除去し、ついで、減圧下で乾燥して、塩化ナトリウムを含有する3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸を得た。この物質をさらに精製することなく次の工程に用いた。LC/MS:M+1=368] [0063] 3−クロロベンジルアミン(45mg、0.32mmol、1.1当量)、HATU(122mg、0.32mmol、1.1当量)およびDIEA(0.06mL、0.32mmol、1.1当量)を、粗3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(上記の粗生成物の半分の量、0.29mmol)の乾燥DMF(5mL)中撹拌溶液に加えた。混合物を、室温にて1時間撹拌した。固体を濾過し、濾液を、中性条件下、HPLC(逆相C18カラム)(10分で15−75%勾配)で精製した。LC/MS:M+1=491;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.60(s,1H),9.44(t,J=5.94Hz,1H),8.74(d,J=2.02Hz,1H),8.58(d,J=2.27Hz,1H),8.12(d,J=8.34Hz,1H),7.93(d,J=1.26Hz,1H),7.83(dd,J=8.34,1H),7.42−7.30(m,4H),4.515(d,J=6.06Hz,2H)] [0064] 実施例2 N−[3−クロロベンジル]−3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0065] 2a)メチル3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキシレート ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.14g、4.54mmol、1当量)および3,5−ジメトキシ−2−アミノピリジン(0.77g、5.0mmol、1.1当量)のDMF(10mL)中混合物を80℃で一晩撹拌した。冷却した混合物水で希釈した。得られた固体を濾過により回収し、DCM/ヘキサン混合物でトリチュレートして、1.36g(80%)の標題生成物(2a)を黄褐色固体として得た。生成物をさらに精製することなく用いた。LC/MS:M+1=374;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.31(s,1H),8.08(d,J=8.08Hz,1H),8.04(d,J=1.26Hz,1H),7.83−7.87(m,2H),7.25(d,J=2.53Hz,1H),3.94(s,3H),3.93(s,3H),3.79(s,3H)] [0066] 2b)3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 メチル3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキシレート(2a、1.1g、2.9mmol、1当量)および水酸化ナトリウム(464mg、11.6mmol、4当量)のメタノール(12mL)中混合物を、マイクロ波で、140℃に5分間加熱した。メタノールを除去し、残った混合物を水で希釈し、ついで、1N塩酸でpH6−7に調節した。得られた微粉末を濾過により回収し、水で洗浄して、606mgの所望の生成物(2b)を、減圧オーブン下30℃で一晩乾燥した後得た。生成物の一部を濾過し、濾液を酢酸エチルで抽出して、さらに320mgの所望の生成物を得た。合した生成物をさらに精製することなく用いた。収率:926mg、89%;LC/MS:M+1=360;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.70(br.s,1H),13.32(s,1H),8.06(d,J=8.59Hz,1H),8.03(s,1H),7.86(d,J=2.53Hz,1H),7.84(d,J=8.08Hz,1H),7.25(d,J=2.53Hz,1H),3.94(s,3H),3.79(s,3H)] [0067] 2c)N−[3−クロロベンジル]−3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(2b、303mg、0.84mmol、1当量)の乾燥ACN(10mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(123mg、0.85mmol、1.01当量)、DIEA(0.55mL、3.16mmol、3.7当量)、およびTBTU(313mg、0.98mmol、1.17当量)を順に加えた。混合物を室温にて2時間撹拌し(混合物はゆっくりと曇った)、ついで、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム(3x)で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を蒸発させた。生成物の溶解度が小さくフラッシュクロマトグラフィーで精製できなかった。回収した物質を、酸性条件下、HPLC(10分で20−70%勾配)で精製した。収率:194mg、54%;LC/MS:M+1=483;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.29(s,1H),9.41(t,J=5.94Hz,1H),8.06(d,J=8.34Hz,1H),7.90(d,J=1.26Hz,1H),7.86(d,J=2.53Hz,1H),7.79(dd,J=8.21,1.39Hz,1H),7.43−7.29(m,4H),7.25(d,J=2.27Hz,1H),4.51(d,J=5.81Hz,2H),3.94(s,3H),3.79(s,3H)] [0068] 実施例3 N−[4−クロロベンジル]−3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0069] 3−(3,5−ジメトキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(2b、303mg、0.84mmol、1当量)の乾燥ACN(10mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(132mg、0.91mmol、1.08当量)、DIEA(0.55mL、3.16mmol、3.7当量)、およびTBTU(313mg、0.98mmol、1.17当量)を順に加えた。混合物を室温で2時間撹拌し(混合物はゆっくりと曇った)、ついで、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム(3x)で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を蒸発させた。生成物の溶解度が小さくフラッシュクロマトグラフィーで精製できなかった。回収した物質を、酸性条件下、HPLC(10分中20〜70%勾配)で精製した。収率:101mg、29%;LC/MS:M+1=483;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.29(s,1H),9.40(t,J=5.94Hz,1H),8.05(d,J=8.34Hz,1H),7.89(d,J=1.26Hz,1H),7.86(d,J=2.53Hz,1H),7.78(dd,J=8.34,1.26Hz,1H),7.45−7.34(m,4H),7.25(d,J=2.27Hz,1H),4.49(d,J=6.06Hz,2H),3.94(s,3H),3.79(s,3H)] [0070] 実施例4 N−[3−クロロベンジル]−3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0071] 4a)3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.03g、4.1mmol、1当量)のDMF(4mL)中溶液に、2−アミノ−4,6−ジメトキシピリミジン(636mg、4.1mmol、1当量)を加え、混合物を室温で撹拌した。さらにDMF(3mLまで)を加えて、2時間以内に透明溶液を得た。反応物をさらに2時間撹拌し、ついで、50℃で週末の間加熱した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却した混合物を6N塩酸でpH6−7に酸性化し、得られた固体を濾過により回収し、水で洗浄した。生成物(4a)をさらに精製することなく用いた。収率:626mg、41%;LC/MS:M+1=361;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.73(br.s.,1H),13.44(s,1H),8.09(d,J=8.59Hz,1H),8.03(3,1H),7.86(d,J=8.08Hz,1H),6.45(s,1H),3.89(s,6H)] [0072] 4b)N−[3−クロロベンジル]−3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、108mg、0.3mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(42.5mg、0.3mmol、1.当量)、DIEA(0.06mL、0.33mmol、1.1当量)、およびHATU(125mg、0.33mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(20−75%勾配)で精製した。収率:60mg、41%;LC/MS:M+1=483;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.44(s,1H),9.44(t,J=5.81Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,1H),7.91(s,1H),7.81(d,J=8.59Hz,1H),7.43−7.18(m,4H),6.45(s,1H),4.51(d,J=6.06Hz,2H),3.89(s,6H)] [0073] 実施例5 N−[4−クロロベンジル]−3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0074] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、108mg、0.3mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(42.5mg、0.3mmol、1.当量)、DIEA(0.06mL、0.33mmol、1.1当量)、およびHATU(125mg、0.33mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(20−75%勾配)で精製した。収率:59mg、40%;LC/MS:M+1=483;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.43(s,1H),9.43(t,J=6.06Hz,1H),8.08(d,J=8.08Hz,1H),7.90(s,1H),7.81(d,J=8.08Hz,1H),7.45-7.34(m,4H),6.45(s,1H),4.49(d,J=5.56Hz,2H),3.89(s,6H)] [0075] 実施例6 N−[3−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0076] 6a)3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.03g、4.1mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、2−アミノ−5,6−ジメトキシピリミジン(636mg、4.1mmol、1当量)を加え、混合物を室温で撹拌した。20分後、さらにDMF(2mL)を加え、透明な溶液を得、反応物を室温でさらに2時間撹拌し、ついで、50℃で10時間撹拌した(3時間の加熱の後、固体を静置すると沈殿が生じた)。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃でさらに1時間撹拌した。冷却した混合物を6N塩酸でpH6−7に酸性化し、得られた固体を濾過により回収し、水で洗浄した。生成物をさらに精製することなく用いた。収率:1.1g、75%;LC/MS:M+1=361;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.71(br.s.,1H),13.40(s,1H),8.39(s1H),8.09(d,J=8.08Hz,1H),8.03(s,1H),7.85(d,J=9.60Hz,1H),3.97(s,3H),3.91(s,3H)] [0077] 6b)N−[3−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(6a、180mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:109mg、45%;LC/MS:M+1=484;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.39(br.s.,1H),9.42(t,J=6.06Hz,1H),8.39(s,1H),8.08(d,J=8.08Hz,1H),7.90(s,1H),7.80(d,J=8.59Hz,1H),7.44-7.28(m,4H),4.51(d,J=6.06Hz,2H),3.97(s,3H),3.91(s,3H)] [0078] 実施例7 N−[4−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0079] 3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(6a、180mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:141mg、58%;LC/MS:M+1=484;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.39(br.s.,1H),9.42(t,J=6.06Hz,1H),8.39(s,1H),8.07(d,J=8.08Hz,1H),7.90(s,1H),7.79(d,J=8.59Hz,1H),7.45−7.34(m,4H),4.49(d,J=5.56Hz,2H),3.97(s,3H),3.91(s,3H)] [0080] 実施例8 N−[3−クロロベンジル]−3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0081] 8a)3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.03g、4.1mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン(451mg、4.1mmol、1当量)を加え、混合物を一晩室温で撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却した混合物を6N塩酸でpH6−7に酸性化し、粗酸を中性条件下HPLC(10−50%勾配)で精製した。収率:722mg、56%;LC/MS:M+1=316;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.68(br.s.,1H),13.26(s,1H),10.14(s,1H),8.07(d,J=8.08Hz,1H),8.04−8.00(m,2H),7.84(d,J=9.60Hz,1H),7.36(s,1H),7.35(s,1H)] [0082] 8b)N−[3−クロロベンジル]−3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(8a、88mg、0.25mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(36mg、0.25mmol、1.当量)、DIEA(0.05mL、0.275mmol、1.1当量)、およびHATU(105mg、0.275mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を、マイクロ波を照射して、150℃で3分間加熱し、ついで、酸性条件下、HPLC(10−55%勾配)で精製した。収率:6mg、3%;LC/MS:M+1=439;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:13.25(br.s.,1H),10.15(s,1H),9.41(t,J=6.06Hz,1H),8.06(d,J=8.08Hz,1H),8.02(t,J=3.03Hz,1H),7.90(s,1H),7.79(d,J=8.08Hz,1H),7.43−7.29(m,6H),4.51(d,J=6.06Hz,2H)] [0083] 実施例9 N−[4−クロロベンジル]−3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0084] 3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(8a、88mg、0.25mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(36mg、0.25mmol、1.当量)、DIEA(0.05mL、0.275mmol、1.1当量)、およびHATU(105mg、0.275mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を、マイクロ波を照射して、150℃で3分間加熱し、ついで、酸性条件下、HPLC(10−55%勾配)で精製した。収率:24mg、22%;LC/MS:M+1=439;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:10.13(br.s.,1H),9.39(t,J=6.061H),8.04(d,J=8.08Hz,1H),8.01(t,J=3.03Hz,1H),7.89(s,1H),7.77(d,J=8.08Hz,1H),7.45−7.35(m,4H),7.34(d,J=3.03Hz,2H),4.49(d,J=5.56Hz,2H)] [0085] 実施例10 N−[3−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0086] 10a)3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.03g、4.1mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、5,6−ジメトキシ−2−ピリジンアミン(632mg、4.1mmol、1当量)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却した混合物を、6N塩酸でpH6−7に酸性化し、得られた固体を濾過により回収した。収率:1.45g、98%;LC/MS:M+1=356;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.78(s,3H)3.86(s,3H)7.01(d,J=8.08Hz,1H)7.45(d,J=8.08Hz,1H)7.79(d,J=9.60Hz,1H)7.91−7.97(m,2H)13.15(br.s.,1H)] [0087] 10b)N−[3−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(10a、180mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下HPLC(20−70%勾配)で精製した。収率:101mg、42%;LC/MS:M+1=483;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.78(s,3H)3.86(s,3H)4.50(d,J=6.06Hz,2H)7.02(d,J=8.08Hz,1H)7.30−7.43(m,4H)7.46(d,J=8.08Hz,1H)7.78(d,J=8.08Hz,1H)7.89(s,1H)8.05(d,J=8.08Hz,1H)9.41(t,J=6.06Hz,1H)13.23(s,1H)] [0088] 実施例11 N−[4−クロロベンジル]−3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0089] 3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(10a、180mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下HPLC(20−70%勾配)で精製した。収率:163mg、67%;LC/MS:M+1=483;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.78(s,3H)3.86(s,3H)4.48(d,J=5.56Hz,2H)7.02(d,J=8.08Hz,1H)7.35−7.44(m,4H)7.46(d,J=8.08Hz,1H)7.77(d,J=8.08Hz,1H)7.89(s,1H)8.05(d,J=8.08Hz,1H)9.40(t,J=6.06Hz,1H)13.23(s,1H)] [0090] 実施例12 N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0091] 12a)4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、2−アミノメチルピリジン(432mg、4mmol、1当量)を加え、混合物室温で1時間撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で30分間撹拌した。冷却した混合物を6N塩酸でpH6−7に酸性化し、得られた固体を濾過により回収した。収率:1.005g、80;%LC/MS:M+1=314;1H NMR(400MHz,DMSO−d6 δppm5.76(s,2H)7.24(dd,J=7.07,5.05Hz,1H)7.31(d,J=7.58Hz,1H)7.70−7.76(m,1H)7.83(d,J=8.08Hz,1H)8.01(s,1H)8.06(d,J=8.08Hz,1H)8.42(d,J=4.04Hz,1H)13.24(s,1H)13.66(br.s.,1H)] [0092] 12b)N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(12a、157mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:43mg、20%;LC/MS:M+1=437;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.50(d,J=6.06Hz,2H)5.76(s,2H)7.25(m,1H)7.29−7.43(m,5H)7.70−7.76(m,1H)7.78(d,J=8.08Hz,1H)7.89(s,1H)8.06(d,J=8.59Hz,1H)8.43(d,J=4.04Hz,1H)9.39(t,J=5.81Hz,1H)13.23(s,1H)] [0093] 実施例13 N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0094] 4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(12a、157mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:50mg、23%;LC/MS:M+1=437;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=5.56Hz,2H)5.76(s,2H)7.24(m,1H)7.31(d,J=8.08Hz,1H)7.34−7.44(m,4H)7.78(d,J=8.08Hz,1H)7.73(t,J=6.82Hz,1H)7.88(s,1H)8.05(d,J=8.08Hz,1H)8.42(d,J=4.55Hz,1H)9.38(t,J=6.06Hz,1H)13.22(s,1H)] [0095] 実施例14 N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0096] 14a)4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(8mL)中溶液に、2−アミノ−ピリミジン(380mg、4mmol、1当量)を加え、混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、50℃で一晩加熱した。10%水酸化ナトリウム(1mL)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。さらに10%水酸化ナトリウム(1mL)を加え、混合物を室温で週末の間撹拌した。さらに10%水酸化ナトリウム(2mL)を加え、混合物を室温にてさらに3時間撹拌した。混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で一晩撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中50℃で2時間乾燥した。固体に1N塩酸(3mL)を加え、混合物を1時間撹拌した。残った固体を濾過により回収して、所望の純粋な生成物を得た。収率:327mg、27%;LC/MS:M+1=301;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm7.68(t,J=4.93Hz,1H)7.87(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)8.04(d,J=1.26Hz,1H)8.10(d,J=8.34Hz,1H)9.04(d,J=4.80Hz,2H)13.46(s,1H)13.72(br.s.,1H)] [0097] 14b)N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(14a、150mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:25mg、12%;LC/MS:M+1=424;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.51(d,J=5.81Hz,2H)7.29−7.43(m,4H)7.68(t,J=4.93Hz,1H)7.82(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)7.92(d,J=1.26Hz,1H)8.10(d,J=8.34Hz,1H)9.04(d,J=5.05Hz,2H)9.44(t,J=5.94Hz,1H)13.46(s,1H)] [0098] 実施例15 N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0099] 4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(14a、150mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:116mg、55%;LC/MS:M+1=424;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=6.06Hz,2H)7.35−7.45(m,4H)7.68(t,J=4.93Hz,1H)7.81(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)7.92(d,J=1.26Hz,1H)8.09(d,J=8.34Hz,1H)9.03(d,J=4.80Hz,2H)9.43(t,J=5.94Hz,1H)13.46(s,1H)] [0100] 実施例16 N−[3−クロロベンジル]−3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0101] 16a)3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(6mL)中溶液に、5−メトキシ−2−ピリミジンアミン(480mg、4mmol、1当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した(進行中に固体が沈殿した)。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え(混合物は透明になった)、室温で4時間撹拌し、ついで、50℃2時間撹拌した(LC/MSでモニターした)。冷却した混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で一晩撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中50℃で2時間乾燥して、533mgの生成物を得た。濾液を濃縮し、ついで、水に懸濁した。残った固体を回収し、乾燥して、さらに622mgの生成物を得た。両方の固体を合し、そのLC/MSは>95%純度を示し、一方で、そのNMRは、約50%純度を示した(所望の生成物および出発アミノピリミジンの約1:1比の混合物)。この物質をさらに精製することなく用いた。収率:1.155g、87%(不純物が約45%と考えられる);LC/MS:M+1=331;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.01(s,3H)7.86(dd,J=8.08,1.52Hz,1H)8.04(d,1H)8.09(d,J=8.34Hz,1H)8.74(s,2H)13.42(br.s.,11H)13.72(br.s.,1H)] [0102] 16b)N−[3−クロロベンジル]−3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(16a、165mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:88mg、38%;LC/MS:M+1=454;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.01(s,3H)4.51(d,J=6.06Hz,2H)7.29−7.45(m,4H)7.81(d,J=8.59Hz,1H)7.91(s,1H)8.09(d,J=8.08Hz,1H)8.74(s,2H)9.43(t,J=6.06Hz,1H)13.41(s,1H)] [0103] 実施例17 N−[4−クロロベンジル]−3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0104] 3−[5−メトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(16a、165mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:116mg、51%;LC/MS:M+1=454;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.01(s,3H)4.49(d,J=6.06Hz,2H)7.33−7.45(m,4H)7.81(d,J=8.08Hz,1H)7.91(s,1H)8.09(d,J=8.08Hz,1H)8.73(s,2H)9.42(t,J=5.81Hz,1H)13.41(s,1H)] [0105] 実施例18 N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0106] 18a)4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、2−ヒドラジノピリジン(436mg、4mmol、1当量)および混合物室温で1時間撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で一晩撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中50℃で2時間乾燥した。収率:781mg、62%;LC/MS:M+1=315;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm6.77(m,1H)6.80(d,J=8.59Hz,1H)7.58(t,J=7.07Hz,1H)7.83(d,J=8.59Hz,1H)7.93-7.99(m,1H)8.01(s,1H)8.06(d,J=8.08Hz,1H)9.51(s,1H)13.25(br.s.,1H)13.71(br.s.,1H)] [0107] 18b)N−[3−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(18a、157mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下HPLC(15−55%勾配)で精製して、生成物をそのTFA塩として得た。収率:70mg、25%;LC/MS:M+1=438;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.51(d,J=6.06Hz,2H)6.98(br.s.,1H)7.11(br.s.,1H)7.29−7.44(m,4H)7.81(d,J=8.08Hz,1H)7.90(s,2H)8.04-8.11(m,2H)9.42(t,J=5.81Hz,1H)13.41(br.s.,1H)] [0108] 実施例19 N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0109] 4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(18a、157mg、0.5mmol、1当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(71mg、0.5mmol、1.当量)、DIEA(0.1mL、0.55mmol、1.1当量)、およびHATU(209mg、0.55mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下HPLC(15−55%勾配)で精製して、生成物をそのTFA塩として得た。収率:82mg、30%;LC/MS:M+1=438;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=6.06Hz,2H)6.99(br.s.,1H)7.13(br.s.,1H)7.34-7.45(m,4H)7.81(d,J=8.08Hz,1H)7.90(s,2H)8.04-8.11(m,2H)9.41(t,J=6.06Hz,1H)13.41(br.s.,1H)] [0110] 実施例20 N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0111] 20a)4−オキソ−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(6mL)中溶液に、1−(1,3−チアゾール−2−イル)メチルアミン(547mg、4mmol、1当量)および混合物室温で1時間撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で一晩撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中50℃で2時間乾燥した。収率:1.22g、96%;LC/MS:M+1=320;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm5.95(s,2H)7.65(d,J=3.03Hz,1H)7.70(d,J=3.54Hz,1H)7.84(d,J=8.59Hz,1H)8.00(s,1H)8.08(d,J=8.08Hz,1H)13.33(br.s.,1H)13.72(br.s.,1H)] [0112] 20b)N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 4−オキソ−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(20a、120mg、0.375mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(53mg、0.375mmol、1.当量)、DIEA(0.07mL、0.413mmol、1.1当量)、およびHATU(157mg、0.413mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、生成物を沈殿させた。固体を濾過により回収し、ついで、メタノール中に懸濁して、ジオキサン中4M塩化水素(0.25mL、2当量)を加えた。混合物をさらに30分間撹拌し、得られた固体を回収し、エタノールで洗浄した。メタノール中に再懸濁し、1時間静置した。残った固体を回収し、メタノールで1回以上洗浄して、68mgの純粋な生成物をそのHCl塩として得た。収率:61mg、38%;LC/MS:M+1=443;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.48(d,J=5.56Hz,2H)5.95(s,2H)7.33−7.44(m,4H)7.62−7.66(m,1H)7.70(d,J=3.03Hz,1H)7.78(d,J=8.08Hz,1H)7.87(s,1H)8.07(d,J=8.08Hz,1H)9.39(t,J=5.81Hz,1H)13.32(s,1H)] [0113] 実施例21 N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0114] 21a)4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(6mL)中溶液に、4−ピリミジンアミン(380mg、4mmol、1当量)および混合物室温で1時間撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で一晩撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中50℃で2時間乾燥した。収率:278mg、23%;LC/MS:M+1=301;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm7.77(d,J=4.04Hz,1H)7.86(d,J=9.60Hz,1H)8.03(s,1H)8.08(d,J=8.08Hz,1H)9.07(d,J=5.05Hz,1H)9.33(s,1H)13.46(br.s.,1H)13.68(br.s.,1H)] [0115] 21b)N−[4−クロロベンジル]−4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(21a、135mg、0.45mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(64mg、0.45mmol、1.当量)、DIEA(0.09mL、0.495mmol、1.1当量)、およびHATU(188mg、0.495mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(15−65%勾配)で精製した。収率:35mg、18%;LC/MS:M+1=424;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=6.06Hz,2H)7.34−7.45(m,4H)7.76-7.83(m,2H)7.91(s,1H)8.07(d,J=8.08Hz,1H)9.06(d,J=5.05Hz,1H)9.33(s,1H)9.42(t,J=6.06Hz,1H)13.44(s,1H)] [0116] 実施例22 N−[3−クロロベンジル]−3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0117] 22a)3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(6mL)中溶液に、2−アミノ−4−ピリジノール(440mg、4mmol、1当量)および混合物を一晩室温で撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物室温で1時間撹拌した。混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、室温で5時間撹拌した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、減圧オーブン中40℃で一晩乾燥した。収率:617mg、49%;LC/MS:M+1=316;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm6.85(br.s.,2H)7.83(d,J=8.08Hz,1H)8.01(s,1H)8.05(d,J=8.08Hz,1H)8.25(m,1H)11.05(br.s.,0.7H)13.25(br.s.,1H),13.58(br.s.,0.6H)] [0118] 22b)N−[3−クロロベンジル]−3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(22a、110mg、0.35mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、3−クロロベンジルアミン(50mg、0.35mmol、1.当量)、DIEA(0.07mL、0.385mmol、1.1当量)、およびHATU(146mg、0.385mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(10−55%勾配)で精製した。収率:55mg、36%;LC/MS:M+1=439;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.51(d,J=6.06Hz,2H)6.84−6.90(m,2H)7.29-7.43(m,4H)7.78(d,J=8.59Hz,1H)7.89(s,1H)8.05(d,J=8.59Hz,1H)8.27(d,J=5.56Hz,1H)9.41(t,J=6.06Hz,1H)13.23(s,1H)] [0119] 実施例23 N−[4−クロロベンジル]−3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0120] 3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(22a、110mg、0.35mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(50mg、0.35mmol、1.当量)、DIEA(0.07mL、0.385mmol、1.1当量)、およびHATU(146mg、0.385mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(10−55%勾配)で精製した。収率:67mg、44%;LC/MS:M+1=439;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=6.06Hz,2H)6.87−6.97(m,2H)7.34−7.46(m,4H)7.78(d,J=8.59Hz,1H)7.89(s,1H)8.05(d,J=8.08Hz,1H)8.31(d,J=5.56Hz,1H)9.40(t,J=5.81Hz,1H)13.26(s,1H)] [0121] 実施例24 N−[4−クロロベンジル]−3−(2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0122] 24a)4−オキソ−3−(2−ピリジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸 ジメチル2−イソチオシアナト−1,4−ベンゼンジカルボキシレート(1a、1.005g、4mmol、1当量)のDMF(5mL)中溶液に、2−アミノ−ピリジン(376mg、4mmol、1当量)を加え、混合物を一晩室温で撹拌した。10%水酸化ナトリウム(5mL)を加え、混合物を室温で1.5時間撹拌した。混合物を6N塩酸でpH6に酸性化し、水で希釈した。得られた固体を冷却し、水で洗浄し、乾燥した。収率:830mg、70%;LC/MS:M+1=300;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm7.46−7.55(m,2H)7.84(d,J=9.60Hz,1H)7.97−8.04(m,2H)8.07(d,J=8.08Hz,1H)8.60(d,J=3.03Hz,1H)13.30(s,1H)13.69(br.s.,1H)] [0123] 24b)N−[4−クロロベンジル]−3−(2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−(2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(24a、78mg、0.26mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−クロロベンジルアミン(37mg、0.26mmol、1.当量)、DIEA(0.05mL、0.286mmol、1.1当量)、およびHATU(109mg、0.286mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、酸性条件下、HPLC(25−55%勾配)で精製した。収率:54mg、50%;LC/MS:M+1=423;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm4.49(d,J=6.06Hz,2H)7.35−7.45(m,4H)7.46−7.54(m,2H)7.79(d,J=8.08Hz,1H)7.90(s,1H)8.00(td,J=7.58,2.02Hz,1H)8.06(d,J=8.08Hz,1H)8.60(d,J=3.54Hz,1H)9.40(t,J=6.06Hz,1H)13.29(s,1H)] [0124] 実施例25 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−[4−(メチルスルホニル)ベンジル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0125] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、80mg、0.22mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−(メチルスルホニル)ベンジルアミン塩酸塩(49mg、0.22mmol、1当量)、DIEA(0.09mL、0.5mmol、2.2当量)、およびHATU(91mg、0.24mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(30−60%勾配)で加えた。収率:58mg、50%;LC/MS:M+1=528;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.20(s,3H)3.89(s,6H)4.60(d,J=6.06Hz,2H)6.45(s,1H)7.61(d,J=8.59Hz,2H)7.83(d,J=8.59Hz,1H)7.91(d,J=8.08Hz,3H)8.10(d,J=8.08Hz,1H)9.53(t,J=5.81Hz,1H)13.44(s,1H)] [0126] 実施例26 N−[4−(アミノスルホニル)ベンジル]−3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0127] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、80mg、0.22mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−(アミノスルホニル)ベンジルアミン(41mg、0.22mmol、1当量)、DIEA(0.09mL、0.5mmol、2.2当量)、およびHATU(91mg、0.24mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(28−58%勾配)で精製した。収率:49mg、42%;LC/MS:M+1=529;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.89(s,6H)4.57(d,J=6.06Hz,2H)6.45(s,1H)7.34(s,2H)7.52(d,J=8.59Hz,2H)7.77-7.85(m,3H)7.91(s,1H)8.09(d,J=8.08Hz,1H)9.49(t,J=5.81Hz,1H)13.43(s,1H)] [0128] 実施例27 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−[4−(メチルアミノスルホニル)ベンジル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0129] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、80mg、0.22mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−(メチルアミノスルホニル)ベンジルアミン(44mg、0.22mmol、1当量)、DIEA(0.09mL、0.5mmol、2.2当量)、およびHATU(91mg、0.24mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(30−60%勾配)で精製した。収率:48mg、40%;LC/MS:M+1=543;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.40(d,J=5.05Hz,3H)3.89(s,6H)4.59(d,J=6.06Hz,2H)6.45(s,1H)7.44(q,J=5.05Hz,1H)7.56(d,J=8.59Hz,2H)7.76(d,J=8.59Hz,2H)7.84(d,J=8.08Hz,1H)7.92(s,1H)8.09(d,J=8.08Hz,1H)9.50(t,J=5.81Hz,1H)13.44(s,1H)] [0130] 実施例28 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−[4−(モルホリニルスルホニル)ベンジル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0131] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、80mg、0.22mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−(モルホリニルスルホニル)ベンジルアミン塩酸塩(64mg、0.22mmol、1当量)、DIEA(0.09mL、0.5mmol、2.2当量)、およびHATU(91mg、0.24mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(35−65%勾配)で精製した。収率:82mg、62%;LC/MS:M+1=599;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.81-2.88(m,4H)3.64(br.s.,5H)3.59-3.66(m,4H)3.89(s,6H)4.63(d,J=6.06Hz,2H)6.45(s,1H)7.60-7.65(m,2H)7.71−7.76(m,2H)7.85(d,J=8.59Hz,1H)7.93(s,1H)8.10(d,J=8.08Hz,1H)9.52(t,J=6.06Hz,1H)13.45(s,1H)] [0132] 実施例29 N−[4−(アセチルアミノ)ベンジル]−3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0133] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、80mg、0.22mmol、1当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、4−(アセチルアミノ)ベンジルアミン(36mg、0.22mmol、1当量)、DIEA(0.09mL、0.5mmol、2.2当量)、およびHATU(91mg、0.24mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ついで、酸性条件下、HPLC(28−58%勾配)で精製した。収率:43mg、38%;LC/MS:M+1=507;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.03(s,3H)3.89(s,6H)4.44(d,J=5.56Hz,2H)6.45(s,1H)7.26(d,J=8.59Hz,2H)7.54(d,J=8.59Hz,2H)7.80(d,J=8.08Hz,1H)7.90(s,1H)8.07(d,J=8.08Hz,1H)9.34(t,J=5.81Hz,1H)9.94(s,1H)13.43(s,1H)] [0134] 実施例30 3−{[({3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリニル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸] [0135] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、200mg、0.556mmol、1.0当量)の乾燥DMF(4mL)中撹拌溶液に、HATU(233mg、0.61mmol、1.1当量)およびDIEA(0.212mL、1.22mmol、2.2当量)を加えた。溶液を30分間室温で撹拌した。この溶液に、メチル3−(アミノメチル)ベンゾエート塩酸塩(110mg、0.556mmol、1.0当量)を加え、一晩室温で撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗生成物酢酸エチルに溶解し、ブラインで3回洗浄した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗生成物をメタノール(5mL)に溶解した。10N水酸化ナトリウム(0.50mL)を撹拌しながら加え、反応物を室温で1時間撹拌し、ついで、pH3−4に6N塩酸で酸性化した。粗生成物をDMSO(1mL)中に溶解し、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:39mg、14%;LC/MS:M+1=493;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.89(s,6H)4.56(d,J=5.81Hz,2H)6.45(s,1H)7.49(t,J=7.71Hz,1H)7.61(d,J=8.08Hz,1H)7.83(dd,J=12.88,8.08Hz,2H)7.92(d,J=1.26Hz,2H)8.09(d,J=8.34Hz,1H)9.48(t,J=5.81,1H)12.97(br.s.,1H)13.44(br.s.,1H)] [0136] 実施例31 4−{[({3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリニル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸] [0137] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、200mg、0.556mmol、1.0当量)の乾燥DMF(4mL)中撹拌溶液に、HATU(233mg、0.61mmol、1.1当量)およびDIEA(0.212mL、1.22mmol、2.2当量)を加えた。溶液を30分間室温で撹拌した。この溶液に、メチル4−(アミノメチル)ベンゾエート塩酸塩(110mg、0.556mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗生成物を酢酸エチルに溶解し、ブラインで3回洗浄した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗生成物をメタノール(5mL)に溶解した。10N水酸化ナトリウム(0.50mL)を撹拌しながら加え、反応物を室温で1時間撹拌し、ついで、pH3−4に6M塩酸で酸性化した。粗生成物をDMSO(1mL)中に溶解し、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:12mg、4%;LC/MS:M+1=493;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.89(s,6H)4.58(d,J=5.81Hz,2H)6.45(s,1H)7.47(d,J=8.34Hz,2H)7.83(dd,J=8.21,1.39Hz,1H)7.90−7.97(m,3H)8.09(d,J=8.34Hz,1H)9.48(t,J=5.81,1H)12.90(br.s.,1H)13.44(s,1H)] [0138] 実施例32 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(2−チエニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0139] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、1−(2−チエニル)メチルアミン(32mg、0.278mmol、1.0当量)およびEDC(54mg、0.278mmol、1.0当量)を加えた。溶液を室温で一晩撹拌し、ついで、水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をブラインで1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗生成物をDMSO(1mL)中に溶解し、ついで、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:20mg、16%;LC/MS:M+1=456;1H NMR(400MHz,MeOD−d4)δppm:3.95(s,6H),4.77(d,J=5.56Hz,2H),6.28(s,1H),6.97(dd,J=5.18,3.41Hz,1H),7.07(dd,J=3.41,1.14Hz,1H),7.31(dd,J=5.31,1.26Hz,1H),7.70(dd,J=8.34,1.52Hz,1H),7.75(d,J=1.01Hz,1H),8.14(d,J=8.08Hz,1H),9.32(t,J=5.56Hz,1H)] [0140] 実施例33 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(4−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0141] PS−DCC(360mg、0.556mmol、3当量)の1:1DCMおよびDMF溶媒混合物(5mL)中の撹拌混合物の溶液に、3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.5当量)を加えた。混合物を30分間撹拌し、ついで、1−(4−ピリジニル)メチルアミン(20mg、0.185mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間撹拌し、PS−DCCビーズを濾過し、溶媒をロータリーエバポレーションにより除去した。粗生成物をDMSO(1mL)に溶解し、酸性条件下、HPLCで精製した(10分で5%−35%勾配)。収率:15.6mg、19%;LC/MS:M+1=451;1H NMR(400MHz,MeOD−d4)δppm:3.96(s,6H),4.88(s,2H),6.30(s,1H),7.80(d,J=1.52Hz,1H),7.82(s,1H),8.03(d,J=5.30Hz,2H),8.19(d,J=8.84Hz,1H),8.79(br.s.,2H)] [0142] 実施例34 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−[3−(4−モルホリニル)プロピル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0143] PS−DCC(500mg、0..926mmol、5当量)の1:1DCMおよびDMF溶媒混合物(7mL)中の撹拌混合物の溶液に、3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.5当量)を加えた。混合物を2時間撹拌し、ついで、DMAP(50mg、0.278mmol、1.5当量)および3−(4−モルホリニル)−1−プロパンアミン(27mg、0.185mmol、1.0当量)を順に加えた。混合物を3時間撹拌した後、PS−DCCビーズを濾過し、溶媒をロータリーエバポレーションにより除去した。粗生成物をDMSO(1mL)中に溶解し、酸性条件下、HPLCで精製した(10分中5%−35%勾配)。収率:12.4mg、13%;LC/MS:M+1=487;1H NMR(400MHz,MeOD−d4)δppm:2.04−2.15(m,2H),3.17(td,J=12.38,3.54Hz,2H),3.26(dd,J=8.34,1.77Hz,2H),3.54(t,4H),3.78(t,J=11.87Hz,2H),3.96(s,6H),4.08(dd,J=13.01,1.89Hz,2H),6.30(s,1H),7.72(dd,J=8.21,1.64Hz,1H),7.77(d,J=1.01Hz,1H),8.15(d,J=8.34Hz,1H)] [0144] 実施例35 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(4−ピペリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0145] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、1,1−ジメチルエチル4−(アミノメチル)−1−ピペリジンカルボキシレート(60mg、0.278mmol、1.0当量)およびEDC(54mg、0.278mmol、1.0当量)を加えた。溶液を室温で一晩撹拌し、ついで、水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、粗物質を減圧下で一晩乾燥した。ついで、粗生成物を溶解し、1:1DCMおよびTFA混合物(5mL)中で1時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中粗生成物を酸性条件下、HPLCで精製した。収率:11mg、9%;LC/MS:M+1=457;1H NMR(400MHz,MeOD−d4)δppm1.24(t,J=7.20Hz,2H)1.49(dt,J=12.82,3.19Hz,2H)2.88−3.09(m,2H)3.35−3.48(m,4H)3.95(s,6H)4.10(q,J=7.07Hz,1H)6.30(s,1H)7.70(dd,J=8.21,1.64Hz,1H)7.75(d,J=1.01Hz,1H)8.15(d,J=8.08Hz,1H)8.89(t,J=5.81Hz,1H)] [0146] 実施例36 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0147] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.053mL、0.31mmol、1.1当量)を加えた。溶液を30分間室温で撹拌し、ついで、メタノール中アンモニア(7N、0.04mL、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中の粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:39mg、39%;LC/MS:M+1=360;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.88(s,6H)6.45(s,1H)7.74−7.80(m,2H)7.88(s,1H)8.04(d,J=7.83Hz,1H)8.28(s,1H)13.44(s,1H)] [0148] 実施例37 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−{[3−(ジメチルアミノ)−フェニル]メチル}−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0149] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(3mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.053mL、0.31mmol、1.1当量)を加えた。溶液を30分間室温で撹拌し、ついで、3−(アミノメチル)−N,N−ジメチルアニリン(42mg、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中の粗物質を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:72mg、53%;LC/MS:M+1=493;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.95(s,6H)3.89(s,6H)4.46(d,J=5.81Hz,2H)6.45(s,1H)6.75−6.95(m,3H)7.23(t,J=7.96Hz,1H)7.80(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)7.90(d,J=1.26Hz,1H)8.08(d,J=8.34Hz,1H)9.36(t,J=5.94Hz,1H)13.43(s,1H)] [0150] 実施例38 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N,N−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0151] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.106mL、0.61mmol、2.2当量)を加えた。溶液を室温にて30分間撹拌し、ついで、N−メチルメチルアミン塩酸塩(23mg、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。ついで、溶液を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をブラインで1回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒をロータリーエバポレーションにより除去した。DMSO(1mL)中粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:34mg、32%;LC/MS:M+1=388;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.90(s,3H)3.03(s,4H)3.89(s,6H)6.45(s,0H)7.34−7.40(m,2H)8.03(d,J=8.08Hz,1H)13.36(s,1H)] [0152] 実施例39 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0153] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.106mL、0.61mmol、2.2当量)を加えた。溶液を室温にて30分間撹拌し、ついで、テトラヒドロフラン中メチルアミン(2M、0.139mL、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:40mg、39%;LC/MS:M+1=374;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm2.82(d,J=4.55Hz,3H)3.88(s,6H)6.45(s,1H)7.73(dd,J=8.21,1.39Hz,1H)7.86(s,1H)8.06(d,J=8.08Hz,1H)8.79(d,J=4.29,1H)13.43(s,1H)] [0154] 実施例40 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−N−(1−メチル−4−ピペリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0155] 3−[4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(4a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.106mL、0.61mmol、2.2当量).溶液を室温にて30分間撹拌し、ついで、1−メチル−4−ピペリジンアミン(32mg、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:72mg、57%;LC/MS:M+1=457;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm1.68−1.85(m,2H)2.02−2.10(m,2H)2.78(d,J=4.80Hz,3H)3.00−3.20(m,2H)3.48(d,J=12.63Hz,2H)3.89(s,6H)3.95−4.12(m,1H)6.46(s,1H)7.77(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)7.87(s,1H)8.08(d,J=8.08Hz,1H)8.85(d,J=7.33Hz,1H)9.29(br.s.,1H)13.41(s,0H)] [0156] 実施例41 N−[3−ベンゾイルフェニル]−3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0157] 3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(6a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.106mL、0.61mmol、2.2当量)を加えた。溶液を室温にて30分間撹拌し、ついで、3−アミノベンゾフェノン(55mg、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中の粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:計算していない;LC/MS:M+1=540;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.92(s,3H)3.97(s,3H)7.49−7.56(m,1H)7.60(t,J=6.95Hz,3H)7.71(t,J=7.45Hz,1H)7.79(d,J=7.07Hz,2H)7.91(dd,J=8.21,1.39Hz,1H)7.94(s,1H)8.13(d,J=8.34Hz,2H)8.21(s,1H)8.40(s,1H)10.86(s,1H)13.44(s,1H)] [0158] 実施例42 N−[4−ベンゾイルフェニル]−3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0159] 3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(6a、100mg、0.278mmol、1.0当量)の乾燥DMF(2mL)中撹拌溶液に、HATU(116mg、0.31mmol、1.1当量)およびDIEA(0.106mL、0.61mmol、2.2当量)を加えた。溶液を室温にて30分間撹拌し、ついで、4−アミノベンゾフェノン(55mg、0.278mmol、1.0当量)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、DMSO(1mL)中の粗生成物を、酸性条件下、HPLCで精製した。収率:計算していない;LC/MS:M+1=540;1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm3.92(s,3H)3.98(s,3H)7.58(t,J=7.58Hz,2H)7.69(t,J=6.82Hz,1H)7.74(d,J=1.26Hz,2H)7.83(d,J=8.84Hz,2H)7.92(dd,J=8.34,1.52Hz,1H)7.95(s,1H)8.00(d,J=8.84Hz,2H)8.15(d,J=8.08Hz,1H)8.40(s,1H)10.99(s,1H)13.45(s,1H)] [0160] 実施例43 N−[4−ベンゾイルベンジル]−3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0161] 43a)1−(4−ベンゾイルベンジル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン 文献記載の方法(Synthesis,(1979),161)に従って調製した。100mL丸底フラスコに、4−(ベンゾイル)臭化ベンジル(1g、3.6mmol1当量)、1,3,5,7−テトラアザトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン(0.56g、4mmol、1.1当量)およびヨウ化ナトリウム(0.54g、3.6mmol、1当量)の40mLのエタノール中混合物を加えた。溶液を一晩撹拌し、固体を濾過し、冷エタノールで2回洗浄して、1.22gの白色固体(100%)を得た。LC/MS:M+1=337;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:7.87(m,4H),7.72(m,3H),7.62(m,2H),5.15(s,6H),4.62(dd,6H),4.21(s,2H)] [0162] 43b)4−ベンゾイルベンジルアミン 文献記載の方法(Synthesis,(1979),161)に従って調製した。100mL丸底フラスコに、1−(4−ベンゾイルベンジル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン(43a、1g、2.9mmol1当量)、および12NのHCl(2mL)の30mLのエタノール中溶液を加えた。溶液を80℃で2時間加熱し、ついで、蒸発し、水で希釈し、pH12に調節し、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、残渣を、酸性条件下、HPLC(15−40%勾配)で精製した。収率=0.32g(42%);LC/MS:M+1=212;1H−NMR(400MHz,MeOD−d4)δppm:8.88(d,2H),8.80(d,2H),7.65(m,1H),7.61(d,2H),7.55(m,2H),4.22(s,2H)] [0163] 43c)N−(4−ベンゾイルベンジル)−3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド 3−[5,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボン酸(6a、60mg、0.17mmol、1当量)の乾燥DMF(1mL)中撹拌溶液に、4−ベンゾイルベンジルアミン(43b、38mg、0.18mmol、1.1当量)、DIEA(64μL、0.37mmol、2.2当量)、およびHATU(68mg、0.18mmol、1.1当量)を順に加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、ついで、酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、ついで、酸性条件下、HPLC(15−40%勾配)で精製した。収率:16mg、17%;LC/MS:M+1=554;1H−NMR(400MHz,CDCl3)δppm:8.22(s,1H),8.03(d,1H),7.75−7.81(m,5H),7.55−7.62(m,2H),7.49−7.45(m,3H),5.24(s,1H),4.63(s,1H),4.02(s,3H),3.84(s,3H)] [0164] 実施例44 N−(3−ベンゾイルベンジル)−3−[4,5−ジメトキシ−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド] [0165] 44a)1−(3−ベンゾイルベンジル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン 文献記載の方法(Synthesis,(1979),161)に従って調製した。100mL丸底フラスコに、3−ベンゾイル臭化ベンジル(1g、3.6mmol1当量)、1,3,5,7−テトラアザトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン(0.56g、4mmol、1.1当量)およびヨウ化ナトリウム(0.54g、3.6mmol、1当量)の40mLのエタノール中溶液を加えた。溶液を一晩撹拌し、固体を濾過し、冷エタノールで2回抽出して、1.22gの白色固体(100%)を得た;LC/MS:M+1=337;1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm:7.87(m,4H),7.72(m,3H),7.62(m,2H),5.15(s,6H),4.61(dd,6H),4.15(s,2H)] [0166] 44b)3−(アミノメチル)ベンゾフェノン 文献記載の方法(Synthesis,(1979),161)に従って調製した。100mL丸底フラスコに、1−(3−ベンゾイルベンジル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン(44a、1g、2.9mmol1当量)、および12NのHCl(2mL)の30mLのエタノール中溶液を加えた。溶液を80℃で2時間加熱し、ついで、蒸発し、水で希釈し、pH12に調節し、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、残渣を、酸性条件下、HPLC(15−40%勾配)で精製した。収率=0.51g(61%);LC/MS:M+1=212;1H−NMR(400MHz,CDCl3)δppm:8.40(s,2H),8.15(s,2H),7.82(s,1H),7.62(m,2H),7.45(m,2H),4.22(s,2H)]
权利要求:
請求項1 式(I):[式中:R1は、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール、9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環または非置換または置換4〜8員のヘテロシクロアルキル環であり;各々、N、OおよびSからなる群から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子を含有し;ここに、該環の炭素原子は、C1−C6アルキル、ハロゲン、−OR6、−CN、−C(O)R6、および−C(O)OR6からなる群から選択される1個またはそれ以上の基により置換されていてもよく;Aは、結合、またはCR7R8もしくはNR6であり;R2は、アリール、C1−C10アルキル−アリール、ヘテロアリール、C1−C10アルキル−ヘテロアリール、C3−C8シクロアルキル−ヘテロサイクリル、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、またはC2−C10アルキル−R9であり;R3、R4およびR5は、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R6は、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R7およびR8は、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成し;R9は、ニトロ、シアノ、ハロゲン、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R8からなる群から選択され;R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9の炭素またはヘテロ原子は、可能な場合、C1−C6アルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、−OR6、−NR7R8、シアノ、ニトロ、−C(O)R6、−C(O)OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)NR7R8、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基により置換されていてもよく、ここに、R6、R7、およびR8は、上記と同意義である]で示される化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物。 請求項2 R1が、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリールまたは9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環であり;Aが、結合、CH2であり;R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリール、ヘテロアリール、C1−C10アルキル−ヘテロアリール、C3−C8シクロアルキル−ヘテロサイクリル、ヒドロカルビル、(C2−C10)アルキル−R9であり;R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成し;R9が、ニトロ、シアノ、ハロゲン、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R8からなる群から選択され;R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9の炭素またはヘテロ原子が、可能な場合、C1−C6アルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、−OR6、−NR7R8、シアノ、ニトロ、−C(O)R6、−C(O)OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)NR7R8、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上の置換基により置換されており、ここに、R6、R7、およびR8は上記と同意義である、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物。 請求項3 R1が、非置換または置換4〜8員のモノ−サイクリックヘテロアリール環であり;Aが、結合、CH2であり;R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリールであり;R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成する、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物。 請求項4 R1が、非置換または置換9〜11員のビサイクリックヘテロアリール環であり;Aが、結合、CH2であり;R2が、アリール、C1−C10アルキル−アリールであり;R3、R4およびR5が、各々独立して、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、CF3、−C(O)R6、−C(O)OR6、−OR6、−SR6、−S(O)R6、−S(O)2R6、−NR7R8、−CONR7R8、−N(R7)C(O)R6、−N(R7)C(O)OR6、−OC(O)NR7R8、−N(R7)C(O)N7R8、−P(O)(OR6)2、−SO2NR7R8、−N(R7)SO2R6、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R6が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択され;R7およびR8が、各々独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C3−C10ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリールからなる群から選択されるか;またはR7およびR8は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄である1個の別のヘテロ原子を含有していてもよい5−または6−または7員の飽和環を形成する、請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物。 請求項5 N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(3,5−ジクロロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[3,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[3,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−(3−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−[5−(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−[5−(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミドトリフルオロアセテート;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニルアミノ)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミドトリフルオロアセテート;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−(4−ヒドロキシ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピリジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−{[4−(メチルスルホニル)フェニル]メチル}−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−{[4−(アミノスルホニル)フェニル]メチル}−3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−({4−[(メチルアミノ)スルホニル]フェニル}メチル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−{[4−(4−モルホリニルスルホニル)フェニル]メチル}−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−{[4−(アセチルアミノ)フェニル]メチル}−3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−{[({3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリニル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;4−{[({3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリニル}カルボニル)アミノ]メチル}安息香酸;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(2−チエニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(4−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[3−(4−モルホリニル)プロピル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミドトリフルオロアセテート;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(4−ピペリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミドトリフルオロアセテート;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−{[3−(ジメチルアミノ)フェニル]メチル}−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N,N−ジメチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−(1−メチル−4−ピペリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−[3−(フェニルカルボニル)フェニル]−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−[4−(フェニルカルボニル)フェニル]−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−{[4−(フェニルカルボニル)フェニル]メチル}−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−{[3−(フェニルカルボニル)フェニル]メチル}−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(2−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(3−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−N−(4−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−({3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリニル}カルボニル)グリシン;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−N−(4−ピリジニルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−(3−クロロフェニル)−6−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−6−クロロ−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−6−クロロ−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−6−クロロ−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−6−クロロ−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5−クロロ−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−5−クロロ−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−5−クロロ−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−5−クロロ−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−5−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−5−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−5−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−5−メチル−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−フルオロ−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−フルオロ−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−フルオロ−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,5−ビス(メチルオキシ)−2−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−フルオロ−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−5−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−5−(メチルオキシ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−6−(ジメチルアミノ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[5,6−ビス(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−6−(ジメチルアミノ)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[2,6−ビス(メチルオキシ)−4−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[4,6−ビス(メチルオキシ)−5−ピリミジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−[6−(メチルオキシ)−4−ピリミジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(2−ピラジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(5−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(3−ピリジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(4−ピリジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−[6−(メチルオキシ)−3−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;6−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−3−ピリジンカルボン酸;2−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−3−ピリジンカルボン酸;2−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−4−ピリジンカルボン酸;6−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−2−ピリジンカルボン酸;3−[5−(アミノカルボニル)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(3−ピリダジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[6−(アセチルアミノ)−3−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;5−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−3−ピリジンカルボン酸;5−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−2−ピリジンカルボン酸;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−(3−イソキサゾリルメチル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(4−クロロフェニル)メチル]−3−[(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;2−[7−({[(4−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸;3−[6−クロロ−5−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(4−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−3−(4−ピリミジニル)−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−(5−アセチル−4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−[6−(メチルオキシ)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;3−[6−クロロ−5−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−N−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(5−シアノ−2−ピリジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(4−メチル−2−ピリミジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−(5−シアノ−2−ピラジニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;N−[(3−クロロフェニル)メチル]−3−[3−シアノ−4−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]−4−オキソ−2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−7−キナゾリンカルボキサミド;6−[7−({[(3−クロロフェニル)メチル]アミノ}カルボニル)−4−オキソ−2−チオキソ−1,4−ジヒドロ−3(2H)−キナゾリニル]−3−ピリジンカルボン酸;またはその医薬上許容される塩である、請求項1記載の化合物。 請求項6 哺乳動物の貧血の治療方法であって、有効量の請求項1記載の式(I)で示される化合物またはその塩もしくは溶媒和物を、HIFプロリルヒドロキシラーゼを阻害することにより治療することができる貧血を患っている哺乳動物に投与することを含む方法。 請求項7 請求項1記載の式(I)で示される化合物または塩もしくは溶媒和物および1種またはそれ以上の医薬上許容される担体、希釈剤および賦形剤を含む、医薬組成物。
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP2240178A4|2011-10-26| WO2009086044A1|2009-07-09| EP2240178A1|2010-10-20| US20100298324A1|2010-11-25|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
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